よろず鳥報

毎日がエブリデイ

映画「<片隅>たちと生きる 監督・片渕須直の仕事」

ナマステー世界。すず愛好家のとりちゃんです。

片隅とは?

「この世界の片隅に」は、計5回(劇場:3回、ブルーレイ:1回、地上波:1回)観ました。原作本も買って読み、渋谷タワレコの原画展も足を運びました。「この世界の(さらにいくつもの)片隅に」のクラウド・ファンディングに参加し、公開初日にテアトル新宿で観ました。「この世界の片隅に」のことはよく知っている・・・つもりでいたんですがねえ。
ラストに出てくる孤児の母親が「もし、晴美さんと左手をつないでいたら」「こうなっていたかもしれない、もうひとりのすずさん」という風に受け取らなかったし。幼少期のすずと周作が「ばけものに連れ去られた時に立っていた橋」と、ラストシーンで「すずと周作が立ってる橋」が同じ橋だとは思わなかったし。まして、すずと周作が橋から眺める視線の先に、焼け野原となった広島、原爆ドームがあるって想像しなかった。
こうの先生の原作でも、そういう説明はないそうです。語られてもいないようなささやかなことを<片隅>と呼んで読み解き、作品に取り込む。とことん調べ、答えを出す。なんか、こうの先生に聞いちゃっても良さそうなもんですけど。それじゃダメなんでしょう。
映画を観たじいさまが、かまどの火吹き竹の吹き方を監督に熱っぽく語っていたのが印象的。じいさまの中で「何か」がよみがえったんでしょうか?
「アニメーションは無敵だ」
そう言う監督、素敵です。
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素晴らしい映画をありがとうございました。
(2019年/日本)

<片隅>たちと生きる 監督・片渕須直の仕事|この世界の(さらにいくつもの)片隅に|この世界の(さらにいくつもの)片隅に【映画】