よろず鳥報

毎日がエブリデイ

映画「火口のふたり」(R18+)

この映画、柄本佑と瀧内公美のふたりしか出てきません。人は映っているんですが、モブっていうか、完全に背景と化している。ふたりだけの世界で、なんか会話をして、セックスして・・・を繰り返す。もしかしたら、セックスシーンさえ背景なのかもしれない。

ふたりで話すことは、まあ、ごはんが美味しいとか、他愛もないことだったり。話の筋に関わる事だったり。会話を通じて、ふたりの関係性が、徐々に明らかになってきます。そして、セックス。シチュエーションは色々変えてヤるんだけど、なんかワンパターンだし、いやそれ痛いくない?って感じしかない。瀧内公美の首筋がクロースアップして、肩のほくろが映るシーンが、この映画でいちばんエロかった気がする。

観終わってふと思ったのが、これ「君の名は。」の、R18バージョンみたいだな、ってこと。身体が入れ替わったりはしないんだけど、ふたりの立場がくるくる変わっていくところとか、富士山の火口とか、エンディングの曲とか。雰囲気的なところで、そんな風に感じた。個人の感想です。

役者ふたり、ほぼ会話だけで約2時間。最後まで飽きさせない、パワーのある映画でした。マル。

(2019年/日本)

火口のふたり | 8月23日(金) 新宿武蔵野館 ほか 全国公開

火口のふたり | 横浜の映画館・ミニシアター「シネマ・ジャック&ベティ」