よろず鳥報

oishiiは正義

映画「この世界の(さらにいくつもの)片隅に」

あれから三年・・・

前作「この世界の片隅に」が公開されたのが2016年。劇場で3回観て、原作・こうの史代さんの漫画を読み漁り、渋谷のタワレコに原画展も観にいきました。ブルーレイも買って観たし、地上波初放送も観ました。「さらにいくつもの」制作のクラウド・ファンディングをやっていると知って、ひと口のったり・・・飽きっぽい自分にしては珍しく、長いこと熱心に追いかけてきましたが、それにしても三年も経てば冷めるし、色々と忘れていました。
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そもそも、公開初日を狙って観に行ったんじゃなくて。たまたま、横浜のミニシアターでやってるレイトショーで観たい作品がなくて。なんかいいのないかなー?って探していたら、たまたま見つけて、たまたま席も空いていて、それでも終映時間が遅くてちょっと悩んだぐらい。でも、この機会を逃したら劇場で観ないかもしれないって思って、えいっと予約。

ひさしぶりの新宿

新宿で映画を観る時は、紀伊國屋書店地下の「モンスナック」でカレーを食うのがボクの定番です。しゃばしゃばどころか水みたいなカレーで、以前はお皿が浅くてこぼさずに食べる修行みたいでしたが、すこし深いお皿に変わったようです。
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奥の「珈穂音」が油そばの「ぶぶか」になっていたり、書店の入り口で日本茶やソフトクリームを売るようになっていました。せっかくなのでデザートにほうじ茶ソフトクリームをいただきました。美味♪
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さらにいくつもの片隅に

「この世界の片隅に」という作品は、戦争や生活といったリアルな部分と、バケモノや波のうさぎといったファンタジーな部分が入り混じった作品です。「さらにいくつもの」では、ファンタジーの部分が、より強力にリアルを下支えするように力を入れたんだなと受け取りました。まあ、聞いていた通りではあるのですが、すずとりんの触れ合いが新エピソードとして大きく取り込まれていて、それによって「あのシーンのあれは、そういう意味だったのか!」という発見が色々とありました。リアルのほうは大筋で何も変わらず、おそらくなんですが、観てもわからないような細かいブラッシュアップが山ほどされていると思います。
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こっから先は個人の感想というやつですが・・・りんとのエピソードについては、掘り下げるのそこなんだ?って疑問はありますね。味付けとしては、少々濃すぎじゃないかと思う。また、玉音放送を聞いて感情を爆発させるすずの姿は変わっていないはずなのに、むかし観た時のように胸が締め付けられるような感じがしなかった。「さらにいくつもの」で作品の見方が変わったからなのか、それとも三年が経って冷めてしまったのか?
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素敵な映画をありがとうございました。
(2019年/日本)

この世界の(さらにいくつもの)片隅に【映画】