よろず鳥報

oishiiは正義

映画「熱帯魚」「ラブ ゴーゴー」デジタルリストア版

 

二十年前の台湾映画、2作品を観てきました。
二年前に「台北ストーリー」を観て以来、台湾映画のファン。といっても、まだ数作品しか観ていないんですけどね。台湾の映画は、西欧の映画みたいなスケールのデカさがあって、かつメンタルな部分はグッと日本に近い。邦画は小さい作品にいいのが多いので、ちょうどいい補完関係だと勝手に思っています。

「熱帯魚」

落ちこぼれの中学生が身代金目的で誘拐されて生活が一変。

テストの成績をガミガミ言うばっかりだった父親は、なんでもします息子を返してくださいと涙ながらに訴えだす。落ちこぼれを目の敵にして体罰を加えていた担任は、テレビのインタビューで「良い子だった・・・」なんて答えだす。

誘拐犯も悪い人たちじゃなくて、誘拐したのが受験生だと知るや、わかんないなりに勉強をサポートしようとしてくれる。ぜんぶあべこべになってる、寓話みたいな話。

(1995年/台湾)

「ラブ ゴーゴー」

これまた人生の落ちこぼれみたいな3人の恋模様。

石塚英彦を暗くしたような菓子職人の男は、小学生の時の約束なんてのを、ずっと引きずっている。渡辺直美をズボラにしたような女は、電話に出た男の声に恋して、妄想ばっかり膨らませている。セールスに入ったのに逆にモノを買わされちゃうセールスマンは、言いたいことがちっとも言い出せない。

どれも全然ダメなんだけど、それを小馬鹿した話じゃない。監督の視線は、あくまでやさしい。

(1997年/台湾)

【公式】熱帯魚&ラブゴーゴー – 【公式】台湾映画「熱帯魚」「ラブゴーゴー」の公式ページ。上映スケジュール、劇場情報など。