よろず鳥報

oishiiは正義

映画「グッバイ・ゴダール!」(R15+)

ゴダールの「ミューズ」、なんとかスキーさんの自伝的小説が原作。
聞き慣れない言葉だけれど、アラーキーの「ミューズ」KaoRiさんが#MeTooの流れで、モデルとして尊重されていなかった、という告発をしていたのを思い出す。やっぱり「ミューズ」にとって、芸術家とは残酷な生き物なんだろうか?
この映画でも、ふたりが楽しんでいる時間は本当に短くて、いつもイライラしている意固地で偏屈なおっさんに戸惑いながらけなげに付き添うワタシ・・・という構図がひたすら続きます。

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という訳で、本作の最大の魅力はヒロインのステイシー・マーティンさん。ころころと変わる表情、1960-70年代ふうのフェミンな衣装が似合っていて、とてもチャーミングな女優さん。なんとかスキーさんに申し訳ないけど、どちらかといえば、アンナ・カリーナ的な魅力にあふれた女優さんじゃんじゃなかろうか。
映画自体も、むかし風に撮っていて、当時は斬新だったと思われる、ヌーヴェル・バーグふうのカットが複数仕込まれていて、にやにやする。狭い車にメインキャストを全員押し込んで長々と口論するシーンは思わず吹き出してしまったが、それが面白いと思う人なら、この映画は絶対に面白い。映画好きのための映画、かな。

 

gaga.ne.jp

以下余談

R15指定ということで、女優さんが裸になるんだろうな、とは思っていましたが・・・まさかの男女平等でした。おちんちんびろーん。